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瀧口修造1958 旅する眼差し  →amazon
慶応義塾大学出版会=出版|2009年
1958 年5月,瀧口修造はヴェネツィア・ビエンナーレ代表としてヨーロッパに旅立つ.ヴェネツィアでの公務のあと,パリを拠点にヨーロッパ各地を周遊,スペインではサルバドール・ダリ邸でマルセル・デュシャンと邂逅し,ベルギー,オランダ,スイスではヒエロニムス・ボスやパウル・クレーなど「幻想画家」の作品をたずねる巡礼者となる.そして戦前から交流を重ねたシュルレアリスムの指導者アンドレ・ブルトンとパリで会見を果たすまで,瀧口の旅は4ヶ月以上におよんだ.
旅行中,瀧口がみずからシャッターを切り,多くの写真を遺したことはあまり知られていない.その総数は1200点にもおよび,現在,慶應義塾大学アート・センターに所蔵されている.瀧口自身,写真論を多数書いてはいたものの,みずから撮影した写真を発表することはほとんどなかった.今回、遺された写真のなかから184点を写真集に収録。瀧口独自の写真的感性をうかがわせる貴重な一冊となっている.
写真集に加えて,旅の写真一覧,瀧口綾子宛書簡集,解題,旅程を収録した「解説書」,また付録としてオリジナルプリント,「旅の手帖」と「絵葉書」のファクシミリなどをボックスに収め,旅人となった詩人の「眼差し」を克明に再現した.
第44回造本装幀コンクール文部科学大臣賞を受賞。

(慶応義塾大学出版会ホームページより)

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