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学びとデザイン 『ことばの学び』vol.11[三省堂/2005]より抜粋
『現代の国語』をはじめとした教科書をデザインするとき,私は常にその文章が呼吸し,生きているようなイメージを大切に作業するよう心がけています.教科書は言語(ことば)を中心に構成されています.その言語を読み手に明確に伝えるためには,文体のリズムに合わせて一行の適切な長さや書体,文字の大きさなどを決めていく必要があります.一行が極端に長すぎたり短すぎたりしては,読み手が非常に息苦しく感じてしまいます.読みやすいも字詰めを考えると同時に,行間にも気持ちのよいアキを作ることによって,静止した本文が語りだし,読み手の視線の自然な流れを促します.そうして筆者の明晰な文章と明快なデザインが一つになって読み手に伝わると,互いの呼吸がぴったりと合うような深い共感を生み出します.
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