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大辻清司の写真―出会いとコラボレーション
大辻 清司=著|大日方 欣一=編纂|光田 由里=編纂|
=出版|2007年
1950年代から斎藤義重・阿部展也・瀧口修造ら前衛美術家・批評家との出会いを通じて実験的な制作を続け,「実験工房」「グラフィック集団」などの活動に参加しながら,写真というメディアの可能性を追求してきた写真家・大辻清司.たえず美術ジャーナリズムの第一線で発言を行なうとともに,桑沢デザイン研究所,東京造形大学,武蔵野美術大学,筑波大学,九州産業大学などで教鞭をとり,新しい写真観を示しながら,若い世代の写真家を育て,影響を与えてきた.
本著は,写真というメディアの特性について深く思考し,既成の写真表現の成果を踏まえ,さらなる展開を探ろうとする,写真というメディアあり方をめぐって,「見る」「つくる」「語る」など,写真表現の新たな潮流を示し続けた写真家・大辻清司の全貌である.75年,「アサヒカメラ」誌に12回連載した「大辻清司実験室」も収録.
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